紅茶のアールグレイの誤解と、おすすめの飲み方

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ティーバッグなんかでも
よく見かけるアールグレイは
いろいろと誤解されていることの多い紅茶です。

まあ、どう間違えていようと、
飲み方にこだわらなければ大した問題でもないのですが、

本格的に葉っぱで淹れたり
紅茶専門店に行ったりする場合は
知らないと「あれ?」となることがしばしば。


アールグレイが気に入って、
より美味しい紅茶をさがしていくときに
知っておきたいこと、おすすめの飲み方は
次のものです。


まず、これを知っておきたい


おすすめの茶葉や飲み方を知っていくためには
そもそも「アールグレイ」とはどういう紅茶?
を知っておく必要があります。



誤解されていることが多いのですが、
アールグレイとは、茶葉や産地の名前ではありません。

では何かというと
ベルガモットという柑橘で香りをつけた紅茶のこと。

つまりダージリンやウバといった、
茶葉の産地をさすものと違い
アップルティーやストロベリーティーのような、
フレーバーティーの一種です。


ここを間違えている人がとても多いです。


まあ、ダージリンやウバなんかと
一緒に並べられていることが多いので
普通に生活していれば間違えてるに決まっていますが。

私だってそう思っていましたし。
「えらく香りの強い紅茶だなあ」とかいいながら。

あの独特の香りはベルガモットによるものなんですね。
これをふまえておくのをおすすめします。


で、これを知らないと何が困るかって話なんですが。


ベースとなる茶葉で味がぜんぜん違う


ベルガモットで香りをつけたものがアールグレイということですが、
紅茶である以上、もととなる茶葉があるわけです。

ではそれはどこの茶葉かというと、
これが、特に決まりがないのです。


多くはキーマンという、中国の茶葉が使われていますが
セイロン(スリランカ産)のものが使われることもありますし、
それらのブレンドであることも。

さらにはダージリン(インドのものです)だったりすることもあります。

「ダージリンのアールグレイ」
といった、紅茶に詳しくない人が聞いたら
「何言ってるんだ?」
と思ってしまう言い回しもありうるわけですね。


アールグレイはベルガモットの香りが特徴で
これはベースがどんな茶葉でもそうなのですが、
味そのものや濃さなどは、かなり違います。

紅茶専門店や、茶葉を売っているお店でも
こういったことまで説明しているところは少ないので

これを予備知識として知ってから、
好きなアールグレイの飲み方を見つけていくのをおすすめします。


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よく分からなければ


そうは言っても最初は何から手をつけていいのやらって話なので
ひとつだけ、おすすめのメーカーを挙げますと、

トワイニングのリーフティ

  • アールグレイの元祖といわれるトワイニング社の紅茶
    (ジャクソン社との説もあります)
  • ベースの茶葉は中国とインドの茶葉のブレンド
  • ベルガモットの香りしっかり

茶葉をブレンドしているため、それほどクセはなく
そこそそしっかりとした味なので、
ミルクでも、ストレートでもいけます。

それでいて香りはしっかりとあるので
これぞアールグレイ、という感じ。


もし、アールグレイの紅茶が気に入って
自分でいれてみたいと思ったら
まずはこのトワイニングのもので試すことをおすすめします。


ミルクかレモンは?


フレーバーティーなので
ストレートで飲むイメージが強いですが、
濃いめに淹れたものにミルクを入れる飲み方
実はなかりおすすめ。


ベルガモットの風味は
たとえミルクを入れてもしっかりと感じられ、
しかも実によく合います。


ただしこれはある程度濃い場合のみ。
薄く淹れた場合や、もともと軽い味の茶葉だと
ストレートティーのほうがおすすめです。

これは他の紅茶にも言えることですね。


「アールグレイのレモンティ」は
なんとなくお洒落な雰囲気を感じるかもしれません。

しかし、もともとベルガモットという柑橘を使った紅茶に
さらにレモンを入れることになり
なんだかよく分からない状態になります。

なるべくストレートかミルクティーで飲むのがおすすめです。
(アールグレイに限らず、レモンの合う紅茶は少ないです)


いろいろ試すのも面白い


それで、自分なりにお気に入りの飲み方を見つけたら、
いろいろな茶葉をさがしてみるのもおすすめします。

アールグレイは、ベースの茶葉がそれぞれ異なるために
他の紅茶以上に違いがはっきりとしています。

非常に軽い味だったり、逆にとてもしっかりとしていたり。


茶葉を買ってもいいですし、
紅茶専門店や、味にこだわった喫茶店などをめぐれば
いろいろなアールグレイがあるのを知ることができます。


また、アイスでもベルガモットの香りはしっかり感じられますので
アイスティーもおすすめの飲み方です。
もちろんミルクを入れてもOK。夏場はこれを飲むのが最高です。


ハマるとやみつみきなる紅茶、
アールグレイの楽しみ方を、いろいろ見つけて下さいね!

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4 Responses to “紅茶のアールグレイの誤解と、おすすめの飲み方”

  1. M子 より:

    はじめまして。
    最近アールグレイにミルクを入れて飲むようになりました。 いくつか違うブランドの紅茶で試してみたのですが、全然美味しくないものもありました。 茶葉の種類(産地)が違うものがあるんですね。 参考になりました。

    • はつかり より:

      はじめまして、
      コメントありがとうございます。

      アールグレイは、ものによって大きく違うので
      混乱しますが、いろいろ探すと楽しいですね。
      濃いめの茶葉でいれてミルクを加えると、とてもおいしいです。

      茶葉による味もそうですが、
      香りも違うことがあるので、なかなか奥が深いです。

      記事がお役に立てたようで、なによりです。

  2. より:

    アールグレイ…元々フレーバーティだったなんて!!衝撃でした。教えてくださってありがとうございます!
    マ◯カフェのフルーツインティを飲んでもレモンが邪魔に感じられて、「私の味覚、変?」と疑問だったので、大変スッキリしました。いろんな茶葉を試してみたくなりました!

    • はつかり より:

      コメントありがとうございます。

      紅茶にレモンは意外とむつかしい組み合わせだと思います。
      おっしゃっているとおり、レモンの風味が邪魔になりやすいためか
      紅茶専門店などでは、なかなか見かけないですね。

      ジュースがわりにゴクゴクと飲むにはおいしんですけどね。

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