コーヒーの美味しい飲み方は、このふたつを満たすもの
私は喫茶店やカフェが好きで、
行く先々で行きつけのお店を作っています。
最初は好きな小説を読むために行っていたのですが
いつしかコーヒーも美味しいと感じるようになり、
いまでは手ぶらでゆっくりという飲み方も。
で、ときどき聞かれるのが
「なんでそんなことをしているのか」
ということです。
確かに、いくら美味しいコーヒーが好きでも
わざわざそのために出かけて行ったり、
家で手間ひまかけて淹れたりといったりと、
そんな凝った飲み方をするのは、
やってみないと理解できない部分はあります。
ですが、もちろん理由があってそんなことをしているわけです。
美味しいコーヒーを満喫するには
味そのもの、そしてもうひとつ大事なことがあります。
コーヒーの飲み方や
趣味として、幅を広げてみたいという方の
参考になれば幸いです。
1.味の違いはこういったところから
まず、美味しい珈琲のためには
味がよくなくては話になりません。
コーヒーの種類は主に次のようなもの。
- レギュラーコーヒー
- インスタントコーヒー
- 缶コーヒー
3.はどこでもお手軽に飲めるのがいいのですが、
仕事の合間の小休止ぐらいならともかく、
これで特別な時間を過ごす、というには物足りないです。
2.のインスタントはお湯に溶かすだけで出来るので
簡単で家庭では便利ですし、
美味しいものだと下手なレギュラーコーヒー以上の場合も。
ただ、上質のレギュラーコーヒーが相手だと
インスタントでは太刀打ちできません。
なので、1.レギュラーコーヒーが一番。
喫茶店やカフェなど、お店のものは基本的にこれです。
スーパーなどで豆のまま売っているのもそうですね。
豆を砕いた状態で売っているのもあり、
インスタントと似ているので注意が必要です。
そのままお湯にいれてもダメです。
こういったものを飲むと
美味しい珈琲にめぐりあっていけます。
2.雰囲気も大切に
さて、もうひとつの大事なこと、それが
シチュエーションや雰囲気
なあんだと思われるかもしれませんが
味を追求するだけだと珈琲評論家になってしまいます。
「大喧嘩している夫婦のとなりで割れたカップで飲む」のと
「春の光を浴びながら最高級ウエッジウッドのカップで飲む」のとでは
まるで違いますよね。
生活に上手にコーヒーを取り入れている人は
- 朝、1日の始まりの一杯
- 昼休みにお気に入りの豆を使って淹れる
- 家に帰る前にカフェで一息
- 休日の喫茶店
など、味のこだわりだけでなく、飲む場所や時間など
みんな自分なりの飲み方を持っています。
では、実際にどうやって飲むかと言うと、大きく分けて
自分でいれるか、喫茶店やカフェなどお店に行くかですね。
私はどちらもやりますが
まずは自分でいれるには、どんなやり方があるかについて。
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自分でいれる場合
お湯に入れるだけのインスタントと違い、
豆の状態からのレギュラーコーヒーは
いろいろな飲み方(いれ方)があります。
主なものは
- ペーパードリップ
- サイフォン
- ネルドリップ
- フレンチプレス
- コーヒーマシン
など
コーヒーマシンは全自動で簡単、失敗がないのがメリットですが
機械を買わないといけないのと、味が一定以上はよくならないです。
他のいれ方は好みによりますが
安価で簡単に美味しい珈琲がいれられるという点で
飲み方としてはペーパードリップがおすすめです。
お店でもこのいれ方をしているところが多いです。
家でコーヒーを飲むシーンとしては
朝、出かける前や休日の昼下がりなどでゆっくりといれて
好きな音楽をかけながら、
こういった飲み方のイメージがあるかと思いますが
家で飲む場合はまさにそれが一番いいですね。
ただ、いれ方に多少の慣れは必要なので
最初は美味しいお店を見つけて味を覚えるのがおすすめです。
どういったお店がいいか
さて、お店に行く場合ですが
よいところ、そうでないところ、さまざまで、
どういったお店に行くかで、まるで違います。
スターバックスやタリーズなどのカフェでは
さまざまなデコレーションを加えた甘くて美味しい飲み物がありますが、
コーヒーそのものの味とういう点では
そこそこ、といったところにとどまります。
チェーン店はどうしても、
個性という点でそこまで期待できないんですね。
そのかわり味が安定しているのがメリットですが。
そういったチェーン店が決して悪いとはいいませんが、
とことん美味しい飲み方を追求するのなら
個人店、それも隠れた名店を見つけたいものです。
ただし個人店は
とびきり素晴らしい珈琲に巡り合えることもある反面、
とんでもないものが出てくることも。
それでも、あちらこちらのお店に行ってみると
美味しいとか、ゆっくりできるとか
自分なりの飲み方をさせてくれるなど
雰囲気が合っているところが見つかります。
行きつけのお店ができると
気分転換になったり、ちょっとした出会いがあったりと
いろいろ素敵な体験ができるようになります。
はじめて飲む場合
生まれてこのかたコーヒーを飲んだことがない
という方はあまりいないでしょうけど、
インスタントではない、本格的なものを
美味しい飲み方で味わいたいと思ったら、
- まずはよい喫茶店をさがす
- 近所になければチェーン店に行くか、自分でいれる
よいお店は先ほど述べた
コーヒーの味、雰囲気、ふたつとも優れています。
チェーン店の場合でもサービスや雰囲気は
それぞれ違うので何軒か行ってみるのといいでしょう。
個人でされている喫茶店や珈琲専門店は
最初はなんとなく入りにくいようですが
意外と気さくな店主が多いです。
むこうだって客商売ですからね。
中には常連客だけに親切、一元さん(初めての客)には冷たい、
というお店もありますが、
私はそのように感じたら、行かないようにしています。
また、ひとりで行くのは気おくれするかもしれませんが、
ひとり客のいない喫茶店やカフェなんてまずないですから、
気にせず飛び込んでみましょう。
一応、手持ぶさたになった時にそなえて本なり携帯なり
時間をつぶせるものは持っていたほうがいいですけどね。
自分なりの飲み方ができあがっていくと
生活の質が確実に良くなりますので、試してみてください。
なお、できればコーヒーはブラックがおすすめです。
その点についてはこちらで述べています。
コーヒーはブラックが一番ってなぜ?慣れるためのコツは?
味を知っていくととても楽しくなってきます。
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