シャンパンとスパークリングワインの違い、これだけ知れば大丈夫

前々回の記事では、
シャンパンとスパークリングワインの違いについて、
簡単に述べましたが、

ざっくりとした説明だったので
具体的な製法の違いは、はしょっておりました。


今回は調べてると疑問に感じやすい
「瓶内二次発酵ってなに? そもそも二次発酵って?」
などの、少し突っ込んだ内容です。

作り方の違いや、シャンパーニュ地方についてなど
これだけ知っていれば一般的な知識としては十分でしょう。


こちらの記事を読んでいる前提で説明しますので、
まだのかたはこちらからお読みくださいね。
シャンパンとスパークリングワインの違い,これだけは知っておこう

ワインについて興味ある方、詳しくなりたい方、
細かく聞かれてもちゃんと答えられるようになりたい方は
この記事の続きもご覧になってくださいませ。

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違いについて、より知るために


シャンパンの一番の特徴として取り上げられるのは
「シャンパーニュ地方で造られたもの」ですが、
その次に取り上げられるのが
「伝統的な製法で」というもの。

この伝統的な製法が瓶内二次発酵というものです。


しかし瓶内二次発酵がどういう方法なのかは、
割と長い説明になり、レストランとかワインバーだと
だんだん話す方も聞く方もめんどうになってきて

「あー、まあ、こんなん」
「あー」
「ようするに、シャンパンは瓶内二次発酵」


という感じになって、
結局なんだかよく分からないままになりやすいんですよ、
たいてい途中から酔っぱらってきますからね。


これについて知るには
そもそもワインなどのアルコール飲料が
どうやって出来るかを知っておく必要があります。


ワインが出来るまで


ご存じのようにワインの原料はブドウ
そのままだと単なるブドウジュースです。

これが酵母という、まあ、ようは微生物が
ブドウの糖分をアルコールに変えることによって
ワインになります。


「牛乳を置いていたらチーズになったよ!」
と近い感じです。

牛乳がチーズになるのは発酵といいますが、
ブドウがワインになるもの発酵です。


ウイスキーなど蒸留酒は
さらに蒸留という課程があるのですが、
ワインや日本酒といった醸造酒の
アルコールの出来る課程はここまでとなります。


炭酸ができるには


その発酵の過程で、酵母は二酸化炭素を出します。

これでピンときた人もいるかと思いますが、
炭酸の泡は二酸化炭素。

なのでこの酵母が出す二酸化炭素を逃がさず
そのままワインに入れてしまえば
炭酸になり、スパークリングワインが出来るのです。


通常のワインは樽で発酵させますが、
途中で瓶に入れて密閉させることで
出てきた二酸化炭素を外に逃がさないようにする

これが瓶内二次発酵です。


これの造り方をトラディショナル方式
また、シャンパーニュ地方ではシャンパーニュ方式
と呼ばれます。

伝統的製法といった場合も
この瓶内二次発酵のことを言うようです。

名前がいろいろあって、ちょっとめんどうです!
でもどの言われ方も、良く使われています。


フランスのドン・ペリニヨン神父が発明した方法で、
手間とコストがかかる代わりに
きめの細かい、なめらかな泡になり、
口当たりが良いのです。


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伝統的じゃない?製法


この製法がシャンパンの条件となっている以上、
当然ながら、他の製法も存在します。


代表的なのがシャルマ方式というもの。

これは樽内二次発酵によるもので、
違いは名前の通り炭酸を作る二次発酵を
瓶ではなく樽で行うものです。



樽で一気に造るので大量生産に向き
コストパフォーマンスに優れています。

泡のきめ細かさでは先ほど紹介した
瓶内二次発酵には及びませんが、
技術の向上により、かなり質も上がってきています。


それから炭酸ガス注入方式というのもあって、
これは通常のワインに後から機械で炭酸を注入するものです。

コーラとかと同じやり方ですね。
風味は大味になりますが、お安く出来上がるのがメリット。

日常用のスパークリングワインに向いてますね。


シャンパーニュ地方について


スパークリングでない、
普通の赤や白ワインで有名なのは
なんといってもボルドーとブルゴーニュ

ちょっとツウになっているとロワールとかアルザス、
ラングドックや南西地方といったものになってくるのですが
シャンパーニュ地方のワインってあんまり出てきません。


それがスパークリングワインになると
俄然シャンパンが有名なわけで。

「シャンパーニュ地方って
シャンパンばっかり造っているところ?」

このように考えてしまいそうです。

で、これはまあまあその通りに近いです。


通常のワインもあるにはあるのですが
生産量はあまり多くありません。

シャンパーニュの土壌が
スパークリングワインに向いているのが理由のようですね。


シャンパンに使っているブドウ品種は
「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」「シャルドネ」

これらのうち、
ひとつの品種だけを使われることもありますが、
多くの場合、複数のブドウ品種を複合して使われます。


シャンパンの中でもいろいろな種類があるのですが
他のスパークリングワインとの違いでいえば
これだけ知っていれば十分でしょう。

こちも関連のある記事です。
シャンパンかスパークリングワインか、レストランでスムーズに注文

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