テトリスのBGMは? 懐かしいロシア民謡やクラシック音楽

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子供の頃に遊んだテレビゲームのBGMが
突然気になりだすことってありませんか?
帰りの電車の中とかで。

ゲームの音楽って妙に頭に残りますからね。


その中でもテトリスはシンプルですし、
ルール上、BGMも延々と聴くことになるので
いやでも記憶に残ります。

それで何年もあとや、
時には何十年もたってから
1日の終りのくたびれた頭に
あのメロディーがよみがえるのですね。


でも当時はゲームそのものに夢中だったため、
BGMの名前が思い出せない。


そこで今回は、特に初期のパソコンやファミコン、
ゲームボーイのもので印象に残りやすい曲、
人気のある曲を取り上げます。


タイトル画面の曲


パソコンやファミコンでのタイトルに使われていたのが
「コロブチカ」
ゲームボーイではプレイ中のBGMに使われていました。

テトリスとえばこの曲という人もいるでしょう。


また、フォークダンスを思い出すという人も多いと思います。
段々とアップテンポになっていくのが面白い曲ですね。

もとは「コロベイニキ」という曲名で「行商人」という意味です。
なお、「コロブチカ」だと行商人が背負っている箱のことです。


単なるパズルゲームであるテトリスが
やたらと抒情的な雰囲気になっているのは
この曲によるところが大きいですね。


ゲーム中もロシア民謡!


続きまして「カリンカ」
これはパソコンやファミコンのテトリスに使われていました。

ゲーム中のBGMを3曲の中から選べましたが
カリンカはそのうち2番目の曲です。
可愛らしい曲ですね。

これがテトリスに使われていたのを知っている人は
かなり初期からのファンといえるでしょう。


それともうひとつ「トロイカ」
こちらは3番目の曲です。

小学校の音楽の時間で習った記憶があります。
日本語の訳詞はそのとき知りました。

訳詞といってもこの曲の日本語歌詞はロシア語の原文と
まったく違うものですが。

とにかくこの歌詞が頭に残っているので、
BGMを聴くと雪の白樺並木やトロイカの走る光景が想像されて、
頭の中は見たこともないロシアの雪景色でありながら
目の前には四角いブロックが落ちていく、

一体今、僕は何やってるんだろうなー
と子供ながら不思議に思ったものです。

この曲は他の機種のテトリスでもBGMとして使われたようなので
知っている人も多いでしょう。


ゲームをクリアすると


初期のテトリスはラウンド制になっているのですが、
各ラウンドをクリアすると流れるのが
「カチューシャ」
これも有名な曲ですね。

寂しげですが情熱的でもあり、
なんとも複雑な雰囲気の曲です。


この曲はイサコフスキーとブランテルが1938年に作ったもので、
本来であれば歌謡曲なのでしょうが、
日本では民謡として広まっています。

ロシアの曲が好きならば知っている人も多いでしょう。
インパクト抜群で、私も好きな曲です。


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なぜロシアの曲ばかり?


テトリスは旧ソ連のアレクセイ・パジトノフ氏が作ったゲーム。

だからロシア民謡、というのは分かるといえば分かるのですが、
ゲーム内容は別にロシアが関係しているわけではない
ですよね。
というかそもそも国とか場所が関係するゲームではない。

それなのにこれでもかとばかりに
ロシアの曲がBGMに使われています。


これは当時まだ冷戦中で、
ソ連で作られたゲームというだけで
話題になったからだと思います。

それに段々とアップテンポになったり激しい調子になる、
こういった曲が多いところも
段々スピードが上がっていくテトリスのBGMとして
マッチしたのでしょうね。


その他に使われていたもの


ゲームボーイのBGMに使われていたのが
フランス組曲第3番の「メヌエット」
バッハの曲ですね。

今までずっとロシアだったのに突然ドイツの人が出てきます


普通に曲だけ聴いているととても優雅な気分になりますが、
これを聴きながらテトリスをしていると
なんというか、シュールな感じがします

先ほどのトロイカとはまったく違う意味で
何やっているだろうなー、という気分になります。
もちろん曲そのものは素晴らしいです。


それから同じくゲームボーイでフィナーレの曲に使われているのが
「トレパーク」
バレエ音楽「くるみ割り人形」の曲ですね。
チャイコフスキー作曲です。

こちらはロシアの曲ですが、
先ほどの民謡とはだいぶ雰囲気が違います。
とっても明るくて楽しいですね。

「トレパック」と表記することもあります。


そして先ほど
パソコンとファミコンではBGMを3つから選べるといいましたが
そのうちの1番目は「テクノトリス」という曲です。

パソコン、ファミコンのBGMはロシア民謡で固められているのに
これだけまったく違う曲です。

しかしテトリスの緊迫感を盛り上げてくれることこの上なく、
人気のある曲ですね。

私もBGMはこれを選択することが1番多かったです。


どれもおすすめ


民謡やクラシックを使っているので
曲が素晴らしいのは当然といえばそうなのですが、
それでも選曲のセンスも抜群です。

かつてテトリスにのめり込んでいた人はもちろん、
そうでない人も楽しめる曲ばかりです。
民謡やクラシックなので当然なのですが。


バッハのメヌエットや
チャイコフスキーのトレパークは
クラシック入門としても良い曲です。

それとこれらの曲と並んでいても見劣りをしない
テクノトリスも見事ですね。


ゲーム自体はもう古いものですし、
現在発売されているテトリスに比べると
操作性もいまひとつな感は否めないですが

BGMは文句なしですので
これらの曲を探してみるのも面白いですね。

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