HDMIケーブルの種類と選び方、この3つは確認しておこう
ひと昔はテレビの映像や音声のケーブルといえば、
赤白黄の3本のビデオ・オーディオケーブルでしたが、
最近はHDMIケーブルが主流になっています。
なのでHDMIケーブルを買う機会もあるかと思いますが、
やたらと種類が多くなっていますね。
普通、日常生活においてHDMIケーブルの規格などは
知らなくても全く困らないことなので、
いざ、お店で買う時に、途方に暮れることになります。
適当に買うのも心配ですし、
最悪の場合、使えないということもありえるので、
最低限知っておきたいポイントをまとめました。
その1 コネクタの形状
当たり前ですが、これを間違うと機械に挿すことすら出来ないので
使いようがありません。
HDMIケーブルのコネクタの種類は
A、B、C、D、Eのタイプがあります。
5種類もあるなんてややこしいなあ、
と思われたかもしれませんが、
通常、単にHDMIと呼ばれるタイプA、
micro HDMIと呼ばれるのタイプD、
ほとんどがこのどちらかです。
タイプAのHDMIは
テレビやパソコン、DVD、ブルーレイプレイヤーなど、
タイプDのmicro HDMIは
スマートフォンやタブレットなど携帯機器に、
使われています。
カメラやビデオカメラは
タイプCのmini HDMIという、
またちょっと違う種類の場合がありますので
確認する必要があります。
タイプEは車に搭載する機器用で、タイプBは、まあ……、
知らなくてもいいと思います。業務用です。
コネクタの違いは見たら分かりますし、
分からなくても店員さんに聞けば教えてくれるでしょうし、
うっかり確認忘れでもしない限り間違うことはないと思います。
なお、すでに家にあるケーブルと機器のコネクタの種類が違う場合は、
わざわざケーブルを新しく買わなくても
変換ようのコネクタか、短い変換ケーブルを買えば
安く済ますことも出来ます。
もしお使いのパソコンやテレビが
どのコネクタが分からなければ
こちらで写真付きで説明しています。
HDMIケーブルの選び方を写真付きで分かりやすく解説!
その2 スタンダードかハイスピードか
問題は、このような一見してどんな違いなのか分からない違いですね。
スタンダードHDMIと、ハイスピードHDMIの違いは、
転送速度、つまりより高画質に表示出来るかどうかです。
スタンダードHDMIは720pと1080iに対応、
ハイスピードHDMIは1080pにも対応しております。
720pは一般的にハイビジョン(HD)、
1080iは地デジ放送でのフルハイビジョン(フルHD)、
1080pはパソコンやブルーレイプレイヤーなどでのフルハイビジョンです。
用途によってはスタンダードHDMIでも間に合いますが、
1080p対応の機器も増えてきているので、
出来ればハイスピードのものを選ぶといいでしょう。
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その3 長さもしっかり計りましょう
テレビのすぐ側の機器と繋げる場合は問題ありませんが、機器同士が離れている場合は注意が必要です。
機器を高い位置に置く場合や、
壁沿いにHDMIケーブルを這わしたい場合などは
意外と長めのものでないと届かない場合があります。
なるべく巻尺などできっちりと計りましょう。
反対に、長すぎるケーブルを買ってしまっても
邪魔になるだけです。
HDMIは比較的高価で、ケーブルも太く場所をとります。
なるべく無駄のない選び方をしたいものです。
あと、HDMIケーブルは5メートルを超えると
映像や音声が劣化したり、途切れたりしやすくなるそうです。
なので、長いケーブルを買う場合は
映像や音声の劣化しにくい、
品質の良い種類のものを選んだほうが無難です。
HDMIケーブルは今後使う機会が増えると思うので、
選び方もしっかり把握しておきたいところですね。
価格についてはこちらを参考にされるといいでしょう。
AmazonでHDMIケーブルを検索
お店に行くよりも、かなり安く手に入ります。
パソコンをテレビに接続して使う場合の
それぞれの機器のチェックしておきたいポイントは
こちらをご覧ください。
HDMIケーブルでパソコンとテレビを接続、注意するポイントは?
こういった使い方は、
いろいろなシーンで活躍してくれそうです。
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