プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い,贈る時は風水にも注意!
花屋さんで最近見かけるようになったプリザーブドフラワー、
母の日など、たまに花屋による人はこれを見て
「?」
となったのではないでしょうか。
知らないとドライフラワーとの違いが分かりませんが、
両者は別物なので、
「プリザーブドフラワーは名前を変えて値段を上げただけ!」
なんて意地悪な解釈をせずに、
その違いを知っておきましょう。
高いことは高いですが、
その分ちゃんとメリットがあるのです。
それにドライフラワーとプリザードフラワーは
風水での解釈も若干違います。
「風水なんて信じないし興味ないからどうでもいい」
という声が今にも聞こえてきそうですが、
ちょっと待ってください。
自分用に買うのならそれで差支えありませんが、
母の日、お祝い事など、人に贈る場合は
相手が気にする心配があります。
「風水なんて、そんなの気にしすぎだよ」
と考えているのは自分だけかもしれません。
贈り物をする以上、
相手の考えを尊重する必要がありますよね。
この点を忘れてしまうと
ひとりよがりなプレゼントになるばかりか、
最悪の場合トラブルに発展するおそれもあるので
必ず確認しましょう。
で、両者の違いとは
一般的にドライフラワーといった場合、
そのまま乾燥させた花のことです。
正確にはナチュラルドライフラワーといいます。
乾燥させているので生花より長持ちします。
その代り水分がないので、みずみずしさは
どうしても損なわれてしまうのが弱点ですね。
そして、プリザーブドフラワーも
ドライフラワーの一種ですが、
単に乾燥させるだけでなく、
染料や保存用の液体を吸わせたもの。
みずみずしさと美しい色が特徴で、
特に色は染めているだけに
かなりバリエーションが豊かです。
また、保存期間はドライフラワーよりもさらに長く、
保存状態さえ良ければずっと持つとも言われます。
「プリザーブドフラワーは凍らせて作った花だよ」
という人がいたら、
その人は多分ブリザードフラワー(Blizzard Flower)と
間違えています(私もそうでした)。
プリザーブドフラワー(Preserved Flower=保存された花)が正解です。
凍らすのと近いニュアンスでは
フリーズドライにしたアイスフラワーというものがあります。
プリザーブドフラワーの注意点
長期間保存できるのが特徴ですが、
管理するにあたって、注意することもいくつかあります。
まず、プリザーブドフラワーは湿気に弱いです。
梅雨の時期などはガラスケースに入れておくと
より長持ちしてくれますよ。
水をやるなんてもってのほかですから注意してくださいね。
あと光にも弱いです。
直射日光の当たるところ、
強いライトの下などは劣化を早めることになります。
普通の花と真逆ですね。
それから色を付けているので、
衣類などに触れると色がつくおそれもあります。
世話が要らないので手入れは簡単ですが、
保存状態が悪ければ色などが劣化してしまうので、
ここはキッチリおさえておきたいところです。
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風水について
さて、ドライフラワーといえば、
風水では良くないとされているもの。
乾いていて生気がないというのが、原因のようです。
また、ドライフラワーは手入れが要らないため、
ズボラな人が飾るもの、という認識の人もいます。
これらを気にして
飾るのを躊躇している人もいるかもしれません。
ですが綺麗と感じるものを飾らないのも
もったいない話です。
どうしても気になる人は
風水で特によくないとされる玄関、
リビング以外のところに飾るといいでしょう。
また、美しい状態が続くので、
縁起がいいとも言われますので、
そういったことを信じるのもいいかもしれません。
一方のプリザーブドフラワーの、
風水における解釈ですが、
生花とは違うので、やはりよくないという説と、
ドライフラワーと違い、
みずみずしさがあるので構わないという説が
両方あるようです。
従ってドライフラワーよりは
抵抗を感じる人は少ないのでなはいかと
思います。
ただし贈り物の場合は、
もらう人がどう思うかによりますので、
いくら自分が気に入っていても、
相手が飾りたくないと思うのなら控えるべきでしょう。
母の日などでしたら、母親に風水を信じているか
確かめることが出来るでしょうし、
親しい間柄の人でも同様です。
逆に、そういったことを聞けないくらい
距離のある人には
生花を送ったほうが無難じゃないかと思います。
自分で飾る場合は、
ぱっと見て、どんな気分になるかで考えるといいでしょう。
風水のことが頭によぎって
やはり飾りたくなければ生花がいいでしょうし、
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを見て
「綺麗だな」
といい気分、楽しい気分になれるようでしたら、
自分にとって元気の出る物なので
飾るほうがいいと思います。
自分用の場合は自身の感覚、
贈り物の場合は貰う人の考え方、
これらを大事にして、
「あの人は気の利いた贈り物をするね」
と思われたいものです。
そして自分も家族、友人共に、
自分の好きなものに囲まれた
素敵な生活を送っていけるようにしましょう。
お花は人の心を華やかにしてくれますから、
そういった効果を求めるにはうってつけの
アイテムですね。
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