「北枕が縁起悪いのは迷信」理由を聞いて納得

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部屋の模様変えをして
「これでばっちり」
と思ったら、北枕だった。

迷信なんて信じないよ! と思いつつも、
やっぱり縁起悪いかなと思い
そっと布団の向きを変えたことがありますが
あとから考えると、どうも納得いかない。


だって、模様変えするときは
本棚とかタンスとか机とかを
使い勝手や見た目を念入りに考えて
完璧に配置したのです。

それをなんだ、
「北枕は縁起が悪いから」という、
漠然とした理由で布団の向きを変えるとなると
それら全部のレイアウトをやり直し。


まあ、本当に理由があってのことなら
やむを得ないのですが、
どうもこれは迷信の可能性が高いようです。


日本だけでの話だった


日本では
「死んだ人を北枕で寝かせるため不吉」

いわれていますよね。
私も子供のころ、おばあちゃんに聞かされたものです。

しかし北枕の縁起が悪いとされているのは
実は日本だけのようで、
海外ではむしろ縁起が良いとされていることもあるとか。

これだけでも「ええっ」となったのですが
そもそも北枕がなぜ縁起の話と結び付けられたかは
お釈迦さまの話までさかのぼります。


お釈迦様が入滅(亡くなった)の時、
頭を北、顔を西に向けられていた。

そして、そのまま仏陀となられた。

それにならい、亡くなった人を
仏となり極楽浄土に行けるよう
北に向いて寝かせるようになった。



ということで、北枕は
死んだ人と同じ向きなので縁起が悪い
とされてきましたが、
よく考えると、これはちょっとおかしいのでは?


北向きに寝たから亡くなったわけじゃない


たとえばお釈迦さまが
「北枕は縁起が悪い」

と言って普段は東や南枕で寝ていたが
たまたま北を向いて寝たら、亡くなった、
というのなら、分かるんです。

しかし、常日頃から北枕で寝ていて、
亡くなった日もいつも通りの寝方をしていたのです。



そして、お釈迦様は
2500年くらい前にも関わらず80歳まで生きてられた、
つまり、かなり健康だった。

現在では北枕は健康に良いとされる説が有力ですが
お釈迦さまはそれをすでに知っていて
そのように寝ていたのが長生きできた理由のひとつ

こう考えたほうが自然でしょう。


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じゃなんでダメと言われるようになったか


日本で北枕の縁起が悪いと言われるようになったのは
やはり「死を連想させる」からのようです。

しかし、上記の理由をしっかりと考えれば
「北枕と死」は直接はなんの関係もないだけでなく
反対に、ありがたい寝方であることが分かります。


他に理由としてあげられるものには

  1. 昔は貴族が北枕で寝て、一般人は真似てはいけなかった
  2. 昔の家はすきま風があり、北風で頭を冷やさないため
  3. 死者を敬うため、生きている人は違う向きで寝た

がありますが、
1.は貴族が迷信を広めたに過ぎないので論外、
2.は頭寒足熱というように、
むしろ足を冷やさないようにしないといけない。

3.は日本人らしい奥ゆかしさも感じますが
健康に良いとされるのを止めるほどの理由とも思えませんし、
そもそもお釈迦さまは生きている間も北枕だったことを考えると
失礼になるとは考えにくいです。


どれも北枕の縁起が悪いと考えるには
理由として弱い
ですし、
やはり迷信と考えてもいいんじゃないでしょうか。


それでも気になる?


とはいえ、長い間、
言われ続けていいたことも事実。

海外で縁起が良いとされていても
ここは日本! と言われればそれまで、

なによりも、小さい頃、
おじいちゃんやおばあちゃんに
言われていたことを守らないのは抵抗があります。



しかし、
地磁気の影響など科学的にも、
風水でも良いとされている寝方です。


実際に北枕で寝ると睡眠の質が上がった
という人も多いですしね。

健康のため、さらには良い生活のためだとすれば
おじいちゃんやおばあちゃんも
きっと許してくれると思いますよ。
少なくとも私はそう信じることにします。


さらに、
風水についても知っておくといいでしょう。
北枕と風水について詳しくはこちら

これを知ると、さらにやってみたくなりますね。
他の方角を向いて寝た場合についても述べています。

健康に良いかについてはこちら
北枕で寝るのは効果がある?

よく言われる地磁気についても触れていますので、
よろしければご覧ください。

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