猫の歯が抜ける病気とは?かかりやすいものは,このふたつ

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近所の喫茶店に猫がいまして。


まあ、お店の人がただ飼っているだけなんで、
そのへんをウロウロしていたり、
ゴロゴロしているだけなんですけどね。

でも、本を読んでいて、ふと目をやると
当然、そこに猫の姿があるんですよ。

飼ったことのある方なら分かると思いますが
こういう瞬間がたまらなくいいんですね。


ところが、この間、
その猫の歯が抜けてしまいました。


歯が抜けるって、一大事じゃないですか。
オトナの歯は、もう生えてきませんからね。
何かの病気だったのか?

えー! となったのですが
飼い主さんによくよく話を聞いてみると
そこまで大変なことではなかったようです。


ただ、歯が抜ける病気があるのかは
気になったので調べてみました。
猫をお飼いの方、参考にしてください。


実はほとんど丸呑み


人間の場合、イキナリ歯が抜けると
そりゃあ慌てますよね。
入れ歯かインプラントか、って話じゃないですか。

ですが、猫の場合、
歯がなくてもなんとかなるそうです。

え、そうなん? 
キャットフード、カリカリ噛んでますぜ?

と思ったのですが、
実はほとんど丸呑みしているとか。


ネズミを丸ごと食べるような野良だと
歯がないのは一大事でしょうけど、
飼い猫の場合、そこまで重大な問題ではないのですね。

そういえば、以前うちにいた猫も
あまり噛まずに、すぐ呑み込んでいたので
「もうちょっと味わったら」
とか思っていたのですが、そういうものだったのでしょう。


ですが、うちの猫の場合、
歯は抜けることなく最後までありました。

もうお年寄りなのにしっかり生えているなあ、
と思っていましたから。


となると、猫の歯が抜けるのは
単なる年齢によるものだけでなく
何か病気が関係しているんじゃないかと心配になります。


こんなものが


猫の歯の病気として多いのは

1.歯周病
2.破歯細胞性吸収病巣


「1.」はよく聞きますが、「2.」はなに?


順に述べいくことにしますね。


ちなみに歯のトラブルの代表格ともいえる
虫歯は、猫にはほぼないそうです。

歯の構造上、歯垢がたまりにくいのと
甘いものを好まない(甘味を感じない?)からです。

いいなあ、猫。

と思っていたら、恐ろしいことに・・・!


歯垢や歯石がほとんどなくても歯周病になる


人間の場合、突然歯周病にはならないじゃないですか、
前段階として、歯垢やら歯石やらが
残っている場合がほとんど
ですよね。

ですから個人差はあれど、
頑張って手入れすれば、一応予防できる。


ところが猫の場合は
歯垢や歯石がほとんどついていなくても
歯周病にかかってしまいます。


実際に、成猫の8割以上がかかっているそうです。


たとえ歯の状態がよく見えても、
歯茎が赤くなっていないか、口臭がしないか
しっかりチェックする必要がありますね。


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もうひとつやっかいなのが


歯周病というのは人間にもよくある病気なので
なんとなくイメージしやすいのですが
もうひとつ、猫がかかりやすいものが

破歯細胞性吸収病巣


なんだって?

ひらがなだと
「はしさいぼうせいきゅうしゅうびょうそう」

これも恐ろしい猫の歯の病気です。
ネックリージョンともいいます。

歯が抜けるというより、
溶けていくようになくなってしまうのです。

原因はまだ解明されてないようで
これになると抜歯するしかないと・・・。
こんな恐ろしい病気があったんですね。


これになって歯が抜ける(なくなる)と
なんともがっかりしそうですが、先ほど述べたように
猫は歯が抜けても大丈夫なので、
そこまで悲観的になることはないのかもしれません。


むしろ歯が痛むようなので
早めに抜いてあげたほうがいいのでしょうね。

放っておくと他の歯にも広がるので
これも早めに気づいてあげることが大事です。


まとめ


ということで
猫の歯が抜ける病気としては

・歯周病
・破歯細胞性吸収病巣


のふたつが多いということですね。


どちらも痛みがありますが、
抜けてしまうと痛みはなくなるので
早めに治療してあげたいものです。

そのためには日ごろから
猫の口をみてあげる必要がありますね。
もちろん予防のためにも。


それに破歯細胞性吸収病巣は
まだ解明されていないことが多いようなので
なるべく、最新の知識のある
良い獣医さんに診てもらうことも大事ですね。



そして、もしこれらの病気にかかって
歯が抜けることになっても、食事に困ることはないので
あまり悲しまないでくださいね。

冒頭の猫ちゃんも
ちゃんとお医者さんに連れて行ってもらって
元気に過ごしています。


なんとなく、猫って
多少放っておいても勝手にやっていくイメージがあったのですが
ちゃんとケアしていかないといけないのですね。

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