琵琶湖の河川は流入? 流出? どっち向きに流れているの

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この間、琵琶湖をぐるりと一周したんですけど、
湖に沿って車で走っていると
ところどころ、川があるのですね。

湖と言っても見た感じ、海みたいなものですから、
河川があること自体は、なんの違和感もないのです。


ただ、
「この川はどっち向きに流れているのか?」
というのが突然、気になりだしまして。


つまり琵琶湖に流入しているのか、
反対に流出しているのか。

これについて調べていたら、面白い発見がありました。


どっち向きか?


まあ感覚的にはやはり、河川の水は、
「琵琶湖に向かって流れている」
と思うのです。

川は山から海に流れる、
私たちはそういう世界にいますからね、
ただ、琵琶湖は海ではありません。


いくら大きいといっても、海よりは小さいし、
河川の水がみんな流入していったら、あふれるよ!
と小学生のように疑問に思いまして。

それで家に帰ってから調べると
「流入している川と、流出している川がある」と。


そりゃ、まあそうですね。

つまり琵琶湖に流れていく川と、そこから流れ出す川がある、
それであふれることも空っぽになることもなく今に至るわけです。

おもしろく思ったのは、その割合なんです。


出ていくのは瀬田川1本だけ


「流入している川と、流出している川がある」といっても、
流出、つまり琵琶湖から水が流れていくほうの河川は
瀬田川1本のみ。

それに対して流入する川は、
一級河川だけでも119本、小さなものも含めると460本
にもなります。

主なものは
野洲川、日野川、愛知川、安曇川などですね。


1対460の戦い。大丈夫かい? 
三国志の張飛や趙雲みたいになっているよ。

なんだか心配になりましたが、
やはり昔から瀬田川はたびたび氾濫する川で、
いろいろと洪水対策がされているようです。


なお、瀬田川は滋賀県を出て、
京都府に入ると宇治川、さらに大阪市では淀川となります。
淀川があんなに大きいのも納得ですね。


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実は川だったなんて


さらに不思議だったのは、河川法による琵琶湖は
「淀川水系に属する一級河川」
だということ。

つまり、流入や流出する川だけでなく、
琵琶湖自体がまるごと大きな川。
何言ってるんだ?


普通、あれを見て川だとは言いませんよね。
どう見ても湖ですよ。むしろ海。
まあ、あくまで法令上ということですが。

一応、どこかから水が流れてきて、どこかへ流れていくという点では
琵琶湖も大きな川のうちといえるかもしれません。
ちょっと強引な気もしますが。


観光してみると


まあ、琵琶湖が川と言われようと何といわれようと、
実際に周回してみると、
光景としては、やはり海に近い。

釣りをしている人がいたり、湖岸で昼寝している人がいたり。
場所によってはビーチまであります。

開発されつくしている大阪や神戸の海よりも
むしろ海らしいんじゃないか思えるくらい。


いや、もちろん湖なんですけど、
湖というと、なんか物語とかで出てくる
森の中の大きな水たまりのようなものを想像しちゃうんですよね。

琵琶湖も南北の端の方では対岸が見えて、そんな感じなんですが、
大部分の地域では広すぎて良く分かりませんから。


それで、その海、ではなく
湖を一望できるカフェやレストランでゆっくりしていると
実に、ほっとした気分になります。


なんとなく、近畿地方の水源、
ぐらいのイメージしかなかったのですが、
実際に行ってみると、想像以上によいものでした。

そしてこういった、ちょっとした知識を知ってくると
また行きたくなるものです。

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