天体観測に双眼鏡はおすすめ、肉眼で見えない星を見つけよう

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夜空の星や、星雲など、
天体観測に慣れてくるにつれ
いろいろなものを見つけたくなるものです。


肉眼で見ることが出来ない星などは
望遠鏡を使うイメージがありますね。

しかし高いわ設置は大変わで、なかなか簡単にはいきません。


それに比べて双眼鏡は
ぱっと買って簡単に使えますし比較的安価です。

しかし倍率は望遠鏡には及びません。


はたして天体観測に双眼鏡はおすすめできるのか、
使ってみた感想をもとに、述べてみたいと思います。


どんな使い方が出来るか


結論から申し上げますと
天体観測に双眼鏡は役に立ってくれます。


主な用途は
「肉眼で見えない天体を見つけること」


例えば5等星や6等星、アンドロメダ星雲などは
肉眼で見ることが出来るとされていますが、
実際には視力や周囲の環境に恵まれていないと難しいです。

そんな場合に双眼鏡を使うのがおすすめで、
楽に見つけることができます。


街中で3等星ぐらいまでしか見えないような夜空でも
5等星ぐらいまで見えるようになりますし、
暗くて条件のよい空ならなおさら良く見えるでしょう。

そのほか二重星、星雲や星団といったものも
双眼鏡があれば見つけやすくなります。


夜空の中からこれらを探し出して見つけるのは
楽しいですし、天体観測の幅も広がるので
おすすめです。


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ここには注意


気をつけることとしては
「見える形は肉眼と大差ない」
ことです。


例えば天体観測写真でよく見る
土星の輪っかや木星の縞模様、
こういったものを見るには望遠鏡が必要です。

金星の満ち欠けも
双眼鏡でははっきりとわかりません。

倍率によりますが、金星も土星も
「なんとなく楕円になっている…かな?」
といった程度です。


つまり肉眼では点にしか見えない惑星は、
双眼鏡でみてもほぼ点のまま、ということです。

高倍率のものだと違うかもしれませんが、
そういったものは重すぎて三脚などが必要だったり
視野が狭すぎて見つけるのが難しかったりと
双眼鏡のメリットである手軽さがなくなってしまいます。


もうひとつは視野が案外狭いことで、
望遠鏡ほどではないにしろ、
目的の星をとらえるには多少の慣れが必要です。

まあこれは天体観測に慣れればそんなに難しくはないですが、
視野の中に同時に収めることができるのは
星ひとつか、かなり近い星でふたつがやっとです。

星座全体を双眼鏡で見るのは到底不可能ですので、
「オリオン座をみるぞ!」と
本の写真のような星座を期待しても
がっかりすることになるでしょう。


それでもおすすめできる理由は


なんだか良くないことばかり挙げているようですが、
望遠鏡にない良さもありまして、

それは
「両目で見ることができる」こと、
これがなかなかいいのです。

双眼鏡での天体観測は
宇宙を覗いているといった感じがして
独特の感覚があります。

おうし座のすばる(プレアデス星団)やヒアデス星団など、
星がきらびやかに集まっている様子などは
かなり綺麗にみることが出来るのでおすすめです。


それになんといっても
どこにでも持っていける手軽さがありますからね。

望遠鏡を使う場合でも、
おおまかな位置の確認のために双眼鏡は活躍するので、
たとえ後で望遠鏡を買ったとしても無駄にはなりません。

ただし観劇用など、他の用途のもの、
あまりに安価なものでは上手く見えないこともあるようなので、
買うときは天体観測用の双眼鏡を選びましょう。


自分にとって新しい天体を見つけていくのは
楽しいものです。

双眼鏡を持って、それまで見たことのない星や星団を
探していくのは天体観測のおすすめの方法です。

肉眼だけの観測とはまた違う
夜空の奥深さを感じられることでしょう。

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