三国志のゲームに出る武将、彼らの活躍を知るおすすめの原作
今や三国志といえば、
ゲームでも定番の題材のひとつです。
かつてはシミュレーションゲームが中心でしたが
今はさまざまなジャンルのものがあります。
で、これらのゲーム、たまに異様に強い武将がいますよね。
特に呂布とか、関羽、張飛、趙雲といった武将は
戦いに関する能力がやたらと高いです。
何百人も敵を蹴散らしたりするの姿は、
ゲームとしては爽快ですが、
「ほんとにこんな人たちがいたのかよ!?」
とも思ってしまいます。
しかし三国志は西暦180年~200年頃に
実際にあった出来事をもとにした歴史物語。
その三国志に出てくる彼らはのような武将は
実際にいたことになります。
では一体、諸葛孔明とか、劉備など、
彼らはどんな活躍をしていたのでしょうか?
ゲームをやっていて、
そんなことが気になった人への
おすすめの話は次のものです。
お手軽に三国志を知りたければ横山光輝の漫画
一般に知られている三国志は
後の時代に書かれた「三国志演義」という、
歴史小説をベースにしたものがほとんどです。
小説であるため
実際に起こった歴史(史実)とは
違うところもあるのですが、
おおむね、実際の歴史に沿っています。
漫画で描かれる話は、
この三国志演義と大きく違っていたり、
エピソードの一部しか
描かれていなかったりするのですが、
横山光輝の三国志は
独自のアレンジはあるものの、
三国志演義をしっかりと再現した漫画です。
漫画なので気軽に読めるのがいいですよね。
「字ばっかりの本はイヤ!」
という人でも安心です。
長大な話をほとんど再現させているため、
コミック版で60巻、
文庫や愛蔵版でも30巻、
かなりの長編ですが、
その分読み応えがあるともいえます。
1970年代に連載開始した漫画なので、
絵柄は昔風ですが、
話のテンポが非常によく、
読みだすと止まらなくなりますよ。
詳しく知りたければ吉川英治の小説
シミュレーションゲームなど、
武将が何百人も出てくるものでは
ある程度三国志を知っている人でも
「誰この人?」
という武将も結構多いですよね。
横山光輝の漫画でも、
三国志の話は十分に知ることが出来るのですが、
漫画なだけに
数百人に及ぶ登場人物
全ての名前が出てくるわけではありません。
基本的に絵で表現するので、
名前が出てこない人も多いのですね。
しかし、文字のみで表現する小説だと
必ず名前が書かれます。
シミュレーションゲームでは、
それなりの能力の武将でも、
長く使っていると愛着がわいたりしますよね。
端役の武将でも、
小説を読むとちょこっと名前が
出てきてくれたりするので
「あ、この武将こんなところで出てくるんだ」
ということが結構あります。
吉川英治の小説は
現代の日本における
三国志のイメージを作ったものと言われており、
この小説を読めば
三国志について非常に詳しくなれるでしょう。
歴史について詳しくなると、面白い発見も
三国志は、脚色があるとはいえ、
立派な歴史物語。
読むと歴史に親しめ、
時代小説に親しみがわきますし、
戦いの駆け引きなどは
今の世界でも通じるものもあります。
また、話を読んだあとに
それまでやったゲームを再びやると、
「ああこの武将、
こんなことをしていた人なんだな」
と、人物により愛着がわいて面白くなります。
ゲームの三国志が面白かったら、
こういった漫画や小説を読んでみると
双方が面白くなっていくので、おすすめですよ。
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