星新一のショートショートの小説。初心者にもおすすめの話は?

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星新一といえばショートショートの名手

ショートショート」とは、
星新一の沢山ある短編小説の呼び名で、
数ページから十数ページぐらいの、
短編というより、小話といったくらいのものです。

星新一はこの「ショートショート」と呼ばれる作品が非常に多く
どの話も短いながら、
大きなどんでん返しのようなものがあります。

その魅力のとりこになって
本を買い揃えていった人も多いことでしょう。
幅広い年齢の人が読むことが出来る小説ですね。

中にはブラックジョークともいうべき内容もあるので、
全部が子供向けかといわれると
そうではない側面もあるにはあるのですが、

・文章が簡単で分かりやすい
・刺激の強い描写がほとんど(全く?)ない


ので、まあ子供が読んでも差し支えないと思います。

多作でありながら質の高い話ばかりなので、
どの小説を選んでもハズレはないのですが、
やはり最初に読むのはなるべく簡単なものがいいでしょう。


星新一のショートショートで初心者におすすめの話は?

初めて読む人、小説そのものに慣れていない人に
特におすすめできるのは

『ノックの音が』
『ボッコちゃん』
『ようこそ地球さん』
『きまぐれロボット』
『未来いそっぷ』


といったところでしょう。

星新一のショートショート自体、
読みやすいものが多いので小説の初心者向けといえるのですが、
これらの作品は特に評判がいいです。

それ以外の話がおすすめ出来ないのかといえば
そういうこともなく、

エッセイや長編小説などはショートショートに比べると
やや重たい内容のものもありますが
全体的に分かりやすく、面白いです

ただやはりショートショートが一番特徴があって
魅力的である
とは思うので
そういったものから始めるのがいいでしょう。


隙間時間にちょっとずつ読める小説

毎回意外な結末で終わるのが一番の特徴なのですが、
それだけが魅力ではありません。

・不思議な世界観
どこの国かいつの時代かも分からない。
登場人物の名前もエヌ氏とかエフ氏。


・鋭い社会風刺
 産業廃棄物や言論の自由など、
現在でも重要な問題に触れている話が多い。


など、
大人が読んでもいろいろなことに考えが及ぶ名作が多いです。

ショートショート(短編の集まり)なだけに、
通勤電車などで少しずつ読むのにも向いています。

隙間時間にさっと読んで気分転換するもよし、
透明感のある不思議な雰囲気
時折見せる少し不気味な表現に浸るのもよし、
子供に活字慣れさせるために読ませるもよし、
いろいろな読み方が出来る作家ですね。

1970年にすでにインターネットを予見していたとも言われる作家、
星新一のショートショートは今でも充分楽しめると思います。

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