スケートリンクの作り方が気になった

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普段ウィンタースポーツに特別関心を持っている、
というほどではないのですが、
冬季オリンピックが開催されると
それはやはり自然に見てしまいます。

なにかと注目を浴びるのは
フイギュアスケート、スキージャンプ、
スピードスケート、モーグル

といったところでしょうが、

個人的に好きなのは
ショートラック

ゴールした順位で結果が決まる種目なので、
他とは違った独特の雰囲気があります。

このような、スケート種目を見ていると
時折沸き起こる疑問が、

「あのスケートリンクの氷は一体どうやって作っているのだろう?」

というもの。

スケートリンクの作り方がどうなのかは、
競技とはまったく関係のない疑問なので、
大体は各種目が白熱するに従って忘れ去られていくのですが、

こういった「作り方」の疑問は
一度気になると折にふれて思い出してしまうのものです。
スキー場の雪のように自然に出来るものではないですし。


霧状に散布させた水を凍らせる


スケート場に行ったことがあれば分かりますが、
スケートリンクって、寒いことは寒いですが、
自然に氷が出来上がるほど寒くはないです。

なのに足元の氷は溶けない。

これが不思議といえば不思議なのですが、
知ってしまえば理由は簡単で、

「床下から冷却している」

のだそうです。

仕組みとしては、

スケートリンクの氷の下に
冷却水を通すパイプが敷き詰められていて、
その冷却水によって氷が冷やされる、というもの。

冷却水自体は地下にある機械によって冷やされていて、
パイプを通っていくうちに冷却水の温度が上がるので
循環式になっており、再び機械に戻ってきて冷やされます。

冷却水は低温でも凍らないようになっていて、
恥ずかしながら化学がサッパリだったの
でその成分とかはよく分からないのですが、
とにかくマイナス10度くらいでは凍らないとのことです。

氷の作り方


最初の氷の作り方は、
霧状にお湯を散布して
冷却水の通っているパイプで凍らせます。

氷の厚さは8センチメートルくらいですが、
少しずつ、何回にも分けて凍らせるため、
作業は何日もかかるそうです。

お湯を使うのは
周りの氷を少しだけ溶かしてなじませるため、

また、下のパイプをみえなくするため
途中で氷に白ペンキを塗ったりと、
いろいろな工夫がされております。

また、通常の体育館などを
一時的にスケートリンクにする時の氷の作り方は

スケートリンク周囲のフェンス
・床の防水シート
・床を傷めないための断熱材
・冷却用のパイプ


を突貫工事で設置すると同時に
屋外に冷却水を冷やすための機械を設置します。

これは専門の人達が何十人も集まってやるそうですね。
作業風景を一度見てみたいものです。

やはり裏方の人たちは偉大だった


野球場のグラウンド整備などもそうですが、
華やかなスケートリンクも
このような作り方のノウハウと
高い技術をもつ人達がいてこそ


競技の選手はもちろんですが、
このような作り方を知っている専門の方達にも
敬意を表したいです!

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