宮本武蔵の名言、現代の仕事やスポーツにも活用できるもの
宮本武蔵といえば、
だれもが知っている人物ですね。
日本最強の剣豪ともいわれています。
巌流島の決闘があまりにも有名ですが、
芸術作品も残すなど、
多才な人物だったようです。
また、数々の名言を残している人物でもあります。
そして、その多くは戦いに関するもの。
今どき切ったはったの世界でもなかろうと
思われるかもしれませんが、
現代の仕事だって
シビアな局面になると真剣勝負なはず。
宮本武蔵の残した言葉は、
数々の勝負を勝ち抜いてきた人物らしく
いざという時に心の支えになってくれるかもしれません。
そして、武芸を身につけた人物の名言は
仕事だけでなく、スポーツにも役立つでしょう。
そのような宮本武蔵の数々の名言のうち
印象に残ったもの、
仕事やスポーツに役立ちそうなものを
いくつかピップアップしてみます。
「戦場で冷静でいられるよう鍛錬を」
宮本武蔵の名言は
戦いや勝負に関することが多いのですが、
これはあらゆることに通用しそうです。
大事な場面であわててしまうと失敗しやすいのは
誰にも分かることだと思います。
伝記ものの映画などでも
あわてふためく人物が勝利をおさめることは
あんまりないですよね。
戦場とまではいかなくとも、
仕事で忙しい時、トラブルが発生したとき、
大勢の前で緊張する場面などで
いつも冷静でいられるのはなかなか難しいものです。
そのような時でも冷静な判断を下せるようになるためには
修練が必要ということなのでしょう。
「打ち込む態勢をつくるのが先で、剣はそれに従うものだ」
これは何事においても基本的なことかもしれませんが、
宮本武蔵が言った名言となると、重みがあります。
スポーツにはそのまま役立ちそうな言葉ですね。
また仕事でも、
売上など、とにかく結果を出さなければと、
職場全体が焦るような雰囲気になってしまった
経験を持つ人は多いと思います。
そのような時、
この言葉がずしりとくるかもしれません。
結果がすべて、という考え方もあるかもしれませんが、
長期的に物事を考えるとき、
原点に返りたいときなどに
思い出したい名言ですね。
「いつくは死ぬる手なり、いつかざるは生きる手なり」
宮本武蔵は剣豪なので、
これは剣術についての言葉なのかもしれませんが、
仕事においてもそのまま通じそうです。
「いつく」とは人が居つくの「いつく」で、
その場所に落ち着いてしまうなどの意味です。
同じ場所に居続けても成長しない、
同じやり方ばかりでは通用しなくなる、
などの意味にも取れるでしょう。
現代でも通用する、というか
変化の激しい現代において
ますます重要なことかもしれませんね。
また、こういった名言を覚えても
実践で役に立たないと意味がない、
という人もいるかもしれませんが、
宮本武蔵は書物を読む、習うだけでなく、
自分のこととして血肉にすることが大切、
とも説いています。
「何時においても役に立つように」
孫子の兵法書も、
現代のビジネスに役立つと言われています。
宮本武蔵の剣の教えは
戦いだけでなく、
仕事にそのまま使える名言や
スポーツの技術向上のヒントになるものが
多く含まれているでしょう。
行き詰った時や
スランプにおちいった時などにも
こういった名言を見てみると
何かのきっかけが、つかめるかもしれませんね。
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